在研会

文化庁芸術家在外研修員の会「在研会」とは…

文化庁の新進芸術家海外研修制度は、「各分野の芸術家を海外に派遣し、その専門とする分野について研修する機会を設けることによって、わが国の芸術文化の振興に資する」という趣旨に基づき、昭和42年に発足しました。第1回派遣(1967年)では美術、音楽、舞踊、演劇の4部門から各1名が派遣されたこの制度は、その後年々発展を遂げ、今日では数多くの新進芸術家が海外で研修に励んで、わが国の芸術の土壌に新たなる滋養を注ぎつづけています。この制度発足当初は、研修を終えて帰国した後は研修員同士何の繋がりもなく、互いの消息も分らないままの状態が続いていました。しかし、ジャンルの異なる芸術家同志が刺激しあうことも必要ではないか、それにはこの制度で研修してきた芸術家たちが横の繋がりを持ち、芸術の発展により深く寄与してはどうかということで、昭和62年、当時の文化庁長官の仲介を預かって「文化庁芸術家在外研修員の会」が誕生しました。

在外研修員のみなさまの帰国後のネットワークとして、昭和62年(1987年)に活動を開始。様々な分野でご活躍の芸術家達の異分野交流の場、個々人相互のご活動の情報発信と収集の場として活動しています。年数回の「在研通信」の発行と、年次総会・懇親会の開催に於いて、派遣年次や専門分野を超えた研修員同士の交流を促進しています。総会では、新入会員の方々の帰朝ご報告や会員の近況報告を賜り、懇親会では各部門の発表の場を用意しています。なお、在研会は会員皆さまの年会費を基に運営を行っています。

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「俳優の仕事と社会保障を語る~ブロードウェイ俳優、エクイティ会員を迎えて」

理事長小川幹雄が兼任しております、舞台監督協会(芸団協正会員団体)からのご案内です

日頃より当法人の活動にご理解ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。芸団協セミナー開催につきましてご案内をアップします。
実演家の活動は、断続的かつ不安定であり、そうした特有の働き方ゆえに、多くの方が「もしもの時」の備えができていないことが、コロナ禍で改めて顕在化しました。
こうした状況を改善するため、芸団協では2022年に「芸術家の社会保障等に関する研究会」を立ち上げ、調査・研究を続けています。この研究の一環として、ブロードウェイを中心に活躍する俳優・由水南さんを招き、アメリカにおける俳優の働き方について、お話を伺います。とくに、俳優や舞台監督の労働条件・環境、社会保障、労災や失業保険など、米国俳優協会(エクイティ)の事例を中心にお話いただく予定です。日本のよりよい活動環境の実現に向けて、皆様と一緒に考える場になることを願いご案内申し上げます。なお、会場の都合上、定員を設けております。ご参加希望の方は、下記の「申込フォーム」から、事前申込みをお願いいたします。詳細につきましては、添付のPDFも併せてご参照ください。

——芸団協セミナー「俳優の仕事と社会保障を語る~ブロードウェイ俳優、エクイティ会員を迎えて」——
【登壇者】由水 南(ブロードウェイ俳優/米国俳優協会会員)
【聞き手】大滝 寛(俳優/劇団文学座)
【日時】2024年5月9日(木) 16:00~18:00
【会場】芸能花伝舎 A-1室 (東京都新宿区西新宿6-12-30)※オンライン配信はありません
【参加費】無料(要事前申込み)
【定員】40名程度
【対象】俳優などの実演家、演出家/芸団協正会員団体事務局の方など
【申込フォーム】https://forms.gle/RaGsh2bGrLRbtMFT7
【申込み締切】2024年5月8日(水) 18:00必着
※チラシPDFは下記URLからもご覧いただけます
https://drive.google.com/file/d/1FsAfHgDaAiS94gc-enNb7TvPpP_KrDhE/view?usp=sharing

公益社団法人日本芸能実演家団体協議会[芸団協]著作隣接権総合研究所/法制広報部

 

春の会展 Part Ⅲ 2024年5月13日(月)~18日(土) ぎゃらりーサムホール(東京・銀座)谷貝文恵他

谷貝文恵 2004年/美術・洋画

井上明彦  水たまり 2024年3/27(水)-4/13(土) +1 art カワラギ(大阪市中央区谷町六丁目)

井上明彦 2006年/美術・現代美術

第16回「個の屺立展」2024.4.1mon~6sat ギャラリー暁 多田洋子 他

 多田洋子 2008年/美術・現代美術

第83回 創元展 2024年4月3日(水)~15日(月)国立新美術館 1階展示室 谷貝文恵 

谷貝文恵 2004年/美術・洋画

大正パンデミック~喜劇 猛威を振るう~ 大田創 4月20日(土)~29日(月・祝) 恵比寿・エコー劇場

 大田創 1982年/舞台美術等・舞台美術

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