DOMANI・明日展DISCUSSION(座談会)のご報告

2017年1月28日(土)のスペシャルトーク(座談会)に傍聴に参りました。
今回のスペシャルトークは、近年研修先として選ばれている、アジアや南半球への海外研修の報告がテーマとなり、オーストラリア(シドニービエンナーレ)の報告(2016年中村裕太氏)と、フィリピン(2015年山内光枝氏)、及び
今年のDOMANI・明日展の表紙を飾られた金子富之氏のカンボジア(2015-2016年)のご報告でした。文化庁DOMANI明日展ご担当官の司会で、3氏の作品の背景となっている宇宙観(師匠との出会い・体験・視座等)をバックに、熱のこもるトークとなりました。
終了後に、理事長より直接各研修員の方に在研会のご案内をし、ご入会ご参加を呼び掛けました。(11名出展研修生の4名がご登録)
遡る2016年12月10日のオープニング記念トークは「欧州展示事情」と題して南隆雄氏(2010年仏)、秋吉風人氏(2011年独)、澤田諒氏(2013年独)3氏のご報告でした。特にフランスやドイツの芸術家アトリエ兼住居での活動風景や展示会制作の背景など、貴重な写真を披露され、今後の同海外研修制度を志望する方への道案内となった模様です。現時点では3300名の研修生(内美術分野が約1300名)が誕生し、2017年は同制度発足50周年記念事業を在研会で予定しています。在研会ご入会未登録の方、住所変更でご案内届かない方、事務局へお問合せ下さい。